今回のアップデートでは、爆撃機による空襲のバランス改善に加え、『Enlisted』の全キャンペーンにおける通信兵の分隊が利用可能なメカニクスを実装しました。
通信兵の分隊の「頻繁な砲撃支援(Frequent artillery)」を研究することにより、爆撃と空爆を要請する間隔を半分に短縮しました(以前は4倍)。空襲を要請する間隔を、アップグレードなしの分隊で16分、アップグレード済みの分隊で8分に設定しました。なお、バトル開始から30秒後に最初の空爆を要請することができるため、短時間のバトルでもこのアビリティの使用が可能です。
爆撃機前方の警告マーカーの表示領域を拡大しました。航空機、工兵が構築した対空砲、自走砲を操作しているプレイヤーがこのマーカーを確認することができるため、より迅速かつ効果的に空爆に対抗できるようになります。AI爆撃機の編隊が画面上に見えない場合、特殊なマーカーで方向を示すようになりました。爆撃機の飛行高度を低下させました。ソ連のAI爆撃機の爆弾重量を変更しました。100kgの爆弾を、他の爆撃機と同じようにすべて50kgに置き換えました。過去数回のアップデートで皆さまから寄せられたフィードバックを収集し、爆撃機に関するいくつかの重要な改善を実装しました:
爆撃機の構造強度を低下しました。爆撃機の銃手用の弾帯における大部分で、榴弾よりも視認性が高く、ダメージ特性が僅かに劣る曳光弾が使用されるようになりました。対空砲の構築速度を増加し、構築に要するコストを減少しました。これにより、空爆が非常に危険な攻撃手段であるということは変わらないものの、その頻度が減少され、利用するタイミングを見計らう指揮官の皆さまの戦術的スキルがより問われるようになりました。
綿密に計画された1回の爆撃で戦闘全体の流れを変えることもできれば、完璧に周到された防空システムと戦闘機の攻撃によって逆に撃破されられることもあります。どのような攻撃の結果が招かれるのかは、指揮官の皆さまの手に委ねられているのです。
その他の改善点
水に命中した際の視覚効果を改善しました。ミッション「シャトー・デュ・ボスク(制圧)」開始時のカメラ位置を修正しました。一部の兵器のカスタマイズアイテムが選択できなかった不具合を修正しました。キャンペーン「ノルマンディー侵攻」において、連合軍側の兵士の装飾が一部選択できなかった不具合を修正しました。AVS-36スナイパーライフルで照準する際のカメラ位置を修正しました。三人称視点において、兵士が所持している場合のM35火炎放射器の表示を修正しました。九七式対戦車ライフルで弾倉に高速で弾薬を装填するアニメーションを追加しました。キャンペーン「スターリングラードの戦い」で、『Enlisted』のゴールドによってBM-41及びKz 8 cm GrW 42追撃砲を購入できていた不具合を修正しました。IS-1とIS-2戦車のハッチ内の指揮官の位置を修正しました。ミッション「ヴォ―の廃墟北(侵攻)」で、最後の戦略地点を占領してもバトルが終了しなかった不具合を修正しました。
このチェンジログでは、今回のアップデートで行われたゲーム内の主な変更を記載しています。
一部のアップデートされた項目や追加、修正などが記載されていない場合があります。
『ENLISTED』は定期的に改善を行っており、細かい修正等はアップデート時以外にも実装される場合があります。