反動計算式の改善

2024.06.17 お知らせ


今後掲載される「『Enlisted』のゲーム改善計画」のアップデートの一つで、火器の反動が予測しやすくなる変更を実施予定です。今回は、これがどのように動作するのか、そして何が変更されるのかを説明していきます。

反動および分散の詳細


『Enlisted』の反動と分散のメカニクスは、火器の実際の挙動を再現することを目的としています。これには、弾丸ごとの分散の計算、自動武器の反動パターン、そしてこの反動パターンに不規則性を追加するための計算式が含まれています。

これらが武器の設計および操作性能を再現するために必要な要素です。

弾丸の分散は、武器のメカニクスにおける不完全性、そして物理法則によって発生します。長銃身のボルトアクション式ライフルは、可動部品の多い短銃身のサブマシンガンよりも、断然正確に一発の弾丸を発射できます。


反動のパターンは、すべての自動武器によって異なり、モデルごとの独自の要素となっています。 多くの不規則な要因の影響下であっても、機関銃やアサルトライフルから発射される複数の連続射撃は、目標に近しい命中パターンを形成します。このパターンは、射撃ごとに生成される慣性、ボルトまたは他の可動部品による動きや振動、開放されたガスの方向、そしてさらに兵士の反動を抑え込む力からも影響を受けます。


上記で紹介した2つの要素以外にも、『Enlisted』では反動パターンにエラーの要素を追加する計算式を採用しています。これにより、第二次世界大戦時代の品質が疎らであったことを再現するため、武器ごとに僅かな違いを再現しています。

しかし、これは結局のところ、銃を使用する際に悪影響を及ぼしていました。つまり、戦闘ごとに反動パターンが異なるため、普段から愛用している銃でさえも、反動を完全に制御することがほぼ不可能でした。

3回のバトルにおけるMG-42の命中パターン。左の画像には不規則なパターンの計算式が追加されています。右の画像にはこの計算式は追加されていません。


この機能に関する皆さまのフィードバックを拝見した後、この機能を削除することを決定しました。自動武器の反動パターンは、これからも弾丸ごとの分散に影響されますが、不規則な計算式は除外されます。そのため、射撃時にバトルごとの大幅なブレが発生することがなくなります。また、反動や分散に関してさらなる調整を行う場合は、パッチノートやゲームクライアントのファイル上に掲載します。



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