新しいAI兵士の特徴と改善

2021.12.04 お知らせ



行動モデルの選択


将校の皆さま!私たちは引き続きAI兵士の改善に取り組んでおり、次期大型アップデートに向けていくつかの改良を準備しています。この変更により、皆さまの分隊がより現実的でリアルなものとなり、バトル中の戦略や戦術的選択肢が多く追加されます。

下記2種類の異なる行動モデルから選択できるようになります。アグレッシブ:敵を発見次第、すぐに攻撃を行います。パッシブ:敵から常に身を隠そうとし、攻撃を受けた場合のみ反撃します。

上記の追加により、必要となるまで気づかれないように兵士を待機させることができ、側面攻撃や分隊の隠密行動がより容易になります。この行動モデルは、ラジアルメニューから選択可能です。

隠密行動を維持する方法をより理解していただくために、AI兵士が敵を感知する要因についてご紹介します。

1.目標による移動及びその移動速度
2.敵の体の位置(伏せた状態はしゃがんだ状態よりも感知されにくく、しゃがんだ状態は立っている状態よりも感知されにくくなっています)
3.敵との距離
4.敵が視野角(FOV)に入っているかどうか
5.射撃音及び飛翔する弾丸までの距離(AI兵士の注意を引くものの中でも射撃音はその優先順位が高くなっています)

危機感知モデルの改善


AI兵士が射撃された場合、反撃するには敵の位置を特定しなければなりません。これには脅威元までの距離やAI兵士に対する位置など、さまざまな要因に応じていくらか時間を要します(後方に位置するほど、特定が難しくなります)。脅威の位置を見つけた後でAI兵士は反撃を開始しますが、そのためには目標に照準を合わせる必要があります。また、方向転換や照準の速度も、通常の兵士の反応や強さに一致するように低下する予定です。

無駄な行動の減少及びより知性的な判断の導入


AI兵士が位置を変更し、遮蔽物から遮蔽物へ移動したり、プレイヤーキャラクターの照準を妨害したりする頻度が減少しました。その代わりに向かってくる敵を感知し、自分の位置を選択することに集中するようになります。また、壁を見つめる時間が減少し、敵が向かってくるであろう方向により頻繁に視線を向けるようになります。

これらの変更により、『Enlisted』の分隊戦はより多様でリアルなものとなり、将校の皆さまが利用可能な戦術の幅も広がります。もちろん、今後もAI兵士のさらなる改善に努めます。
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