大型アップデート「ジェットパワー(Jet Power)」の武器と兵器

2025.04.14 お知らせ


次期大型アップデート「ジェットパワー(Jet Power)」で登場するコンテンツの計画では、皆さまからのご提案やフィードバックに沿うよう努めました。

今回の大型アップデートの目玉として、プレイ可能な国家の研究ツリーにジェット戦闘機が登場します。ジェット戦闘機は、ピストンエンジンの航空機では到達できないほどの最高速度を有することが強みですが、一方で低速時には急激に機動性を喪失してしまうため、操縦には慎重さが求められます。

なお、この新たに登場する航空機は、高BR帯のバトルにしか参加できません。大型アップデートの実施と共にマッチメイキングルールの改定を行い、BR IIIとBR Vを分離する予定ですが、この点については後日詳しく説明させていただきます。

また、皆さまご待望のBR IIの半自動ライフルがソ連に追加されます。さらに、日本には新しいロケットランチャーが追加されるため、日本のAT銃手は装甲車への対応が容易になります。

その他の興味深い変更点については、今後公開される開発記事でお伝えいたします。

続いて、次期大型アップデートで登場する新要素を見ていきましょう!

ドイツ


Me 262 A-1a/ヤーボ(BR V)MG 81(BR V)

「シュワルベ(Schwalbe)」(ドイツ語で「ツバメ」の意)と呼ばれたドイツ初のジェット戦闘機です。1944年から、第二次世界大戦のさまざまな戦線で使用されました。

その優れた汎用性により、ドイツ空軍において戦闘機と爆撃機の両方の役割を果たしました。「ヤーボ(Jabo)」派生型は、戦闘爆撃機として運用するために懸架武装用のマウントが備えられています。

搭載する4門の30mm機関砲により、この「シュワルベ」は多くの航空戦で勝利をもたらし、さらに500kg爆弾により地上目標を撃破することも可能です!
MG 81は、1939年にMG 15に代わって登場したドイツの航空機関銃です。ヨーロッパ戦線が終結するまでに、倉庫に残っていた機関銃は国民突撃隊が使用できるように改造されました。

これまでに皆さまが使用したドイツの機関銃と比較して、MG 81は毎分1,760発というはるかに高い発射速度を有しており、これは長所であると同時に短所でもあります。

並外れた火力を発揮する反面、バイポッドがなければ熟練の機関銃手であっても使用に手こずるでしょう。

アメリカ


ミーティア F. Mk.3(BR V)ノースオーバープロジェクター

最新のドイツの「シュワルベ」ジェット戦闘機と最初に対峙した国家の1つがイギリスでした。

イギリスが対抗手段として開発したものが、重武装のジェット戦闘機という類似したコンセプトを有する「ミーティア(Meteor)」でした。

1945年初頭、ミーティアはベルギーで運用され、列車、輸送部隊、敵が放棄した飛行場などの襲撃に使用されました。

『Enlisted』では、敵のジェット戦闘機と対峙することになりますが、搭載する4門の20mm機関砲と優れた弾薬積載量により、容易に敵機を撃墜できるでしょう。また、対歩兵用に1,000ポンド爆弾を2発搭載することもできます!
1940年に開発された、イギリスの特殊な対戦車兵器です。最初の試験が行われた後に採用され、大量生産が行われました。

ドイツによるグレートブリテン島への大規模な上陸に備え、戦車および歩兵に対する簡易かつ安価な対抗手段として開発されました。

火炎放射兵分隊の工兵がすべてのBRでこの兵器を建設できるようになります。ソ連のアンプロメットの機能と同様、ノースオーバープロジェクターは自動で起爆する燐擲弾を長距離にわたって発射することができます。

日本


橘花(BR V)RPzB.43 オーフェンローア(BR IV)

第二次世界大戦時の日本において、1機のみが製造された試作型のジェット機です。この1機のほかに、さまざまな製造段階にある橘花の機体が24機ありました。

広島に原子爆弾が投下された翌日の1945年8月7日に初飛行を行いました。日本が降伏するまでに、本機は2度の試験飛行に成功しました。

搭載する2門の30mm機関砲が制空権を争う上で役に立ち、また対地目標に対しては500kg爆弾を懸架することが可能です。
以前ヨーロッパに駐留していたアメリカの部隊から鹵獲した、あるいは複製のためのサンプルとしてドイツから直接購入したなど、さまざまな経緯を経て、日本がドイツのロケットランチャーを手にしました。

この兵器が追加されることで、日本のAT銃手は高BR帯のバトルにおいて他の国家と肩を並べることになります。

ソ連


フェドロフ1912(BR II)Uraganサブマシンガン(BR II)

ソ連の研究ツリーに、5発装填された固定式の弾倉を有したフョードロフによる初期の自動装填式のライフル設計という、誰も予想だにしていなかった銃が追加されました。

フョードロフが伝説的なアサルトライフルを開発するに至るまで、彼は多数の7.62mm半自動ライフルを開発し、実地試験ではその信頼性を示しました。

このライフルは1発ごとに15.3ダメージを与え、毎分350発の発射速度を有しています。この武器には便利なオープンサイトを装備しているだけでなく、非常に美しい銃剣が取り付けられています。
これは間に合わせで製造されたサブマシンガンで、「ハリケーン」としても知られています。M.M. Berezinというゲリラ隊員によって有り合わせの材料やパーツから作成され、この人はかの有名な兵器設計者とは異なる人物です。

その設計は、ソ連およびドイツのサブマシンガンからの技術を用いて開発されています。例えば、損傷したMP 40からの銃床や後方照準器を取り付けています。

そのシンプルな設計により、「ハリケーン」は毎分750発の射撃速度を実現しています!さらに、この銃は32発が装填可能なお手製の弾倉も装備しています。

Su-9(BR V)


ドイツ機を鹵獲して得た技術を元に、パーヴェル・スホーイ設計局が開発したソ連の最初のジェット航空機です。開発は1944年から始まりましたが、第二次世界大戦の終結後にようやく完成しました。

本機が搭載している強力な37mm砲および23mm機関砲2門によって、敵は正面切っての対決は避ける他ないでしょう。また、その搭載する500kg爆弾は、対空砲を建築した歩兵を後悔させることでしょう。

ゲーム内に戦後の兵器が登場することに懸念を抱いている皆さまのご意見はごもっともです。しかし、その他の国家の兵器と比較した場合、Su-9が最適な選択肢だったための処置となります。私たちは、高いBR戦闘のゲームプレイのバランスを保つため、またソ連に新しく優秀な兵器を追加するために技術ツリーにこの機体を追加することにしました。



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